(つづき)
父 「そりゃ、アナタの考えで」
妻 「そうよぉ、
みんなが納得できる考えじゃないもん」
僕 「だってみんな持ってないでしょ、
知らない人に相談してもねぇ」
妻 「だぁって、アナタがそこでさ、
じゃあ、アナタ、20年後の自分の姿
見えないでしょぉ?
ていうか、明日の姿さえ判らんのにさ、
なんで30年後が語れるの?」
僕 「考えようともしていない人に
言われたくない」
言いかけている僕に被せて妻は
「考えたやん、考えたやん、
アタシだって図書館で、
マンション投資の本だって読んだよ。
ま、マンション投資の本を書いてる人は、
マンションを売りたい人の本なのか、
そうじゃない、なんとかかんとかで、
話が違うけど」
そこで義父が割って入ってきた
「ちょっとね、あなた達の会話聞いてると
もう、お互いの欠点を、ね、
突きあうだけで、
全然話が前向きな話に繋がっていかない、
ね、もうちょっと大人の話をしてよ、
悪いけど。」
僕 「あの~、
今日に限った話じゃないんで」
父 「このぉ、このぉ
関係で、話がいつも壊れてるんなら
同じことの繰り返したいね」
僕 「しかもここんとこ
話を聞いて、変えるって言ってた今日の彼女がこれですよ、
これでどこが変わるって」
するとまた二人は同時にしゃべりだす
父 「そこは、お互い様やない、アナタも変わらなきゃいかん」
妻 「お互い様やん!、だって、自分で決めつけとーやん」
父 「アナタも自分の考えが、もう、
頂上にあって、そのための論議しかしてない」
僕 「あの、それだけ結構こう、
色んな人に相談もしてるし、
勉強もしてるつもりなんですよ」
僕が言い終わる前に義父は
「当たり前やろ」
僕 「解ってる人、やってる人、経験者にしか
僕、聞かないですからね。
経験してない人になんか、相談もしませんよ」
父 「ただね、
まぁ、うちの方でも、
うちの婆さんも借家3軒か4軒くらい持ってるけど、
もう、空き家になってて、」
僕 「福岡と東京、
違うと思います」
父 「いや、
福岡も東京も違いはあるけど、
地理的な違いはあるけど、
やっぱ、入る状況っていうのは
共通したものがあるんじゃない?
古くなって、ね、」
僕は義父の話を遮って
「場所に、よると思いますよ」
父 「うん、場所はいいところよ、
だけど、うちの前でももう、
空き家の旗が、いっぱいある。
あちこちに、空き家のアパートの空きがいっぱい出てる」
僕 「いや、空き家が出るようなところ、
買ったりしませんから」
妻 「だけん、絶対は無いっていいようやん」
父 「あとはね、もう一つ、
前も言ったけど、地震の備えも
求められる。」
僕 「もちろん、
考慮してますから」
父 「この家もそうだしね、
だから、買ったマンションでもそう」
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